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- お役立ちコラム
せっかくこだわってつくれる注文住宅にしたのに、できあがった家を見たらなんだか安っぽい…。
自分なりにこだわったつもりなのに、結果的に安っぽい家になってしまったらとても残念ですよね。
家づくりは基本的にやり直しができないので、失敗してしまった時のがっかり感は半端ではありません。
なぜ、こだわったつもりの住宅でも安っぽくなってしまうことがあるのでしょうか。
それにはいくつかのポイントがあります。
この章では安っぽい家の特徴を内装・外観ごとに紹介していきます。
内装のイメージを大きく変える壁紙。
広い面積を占めるからこそ、質の低いものを選ぶと安っぽさが強調されるようになります。
派手すぎるデザインやポップな色は特に失敗しやすいのでリビングや寝室など、人の出入りが激しい部屋はチョイスにも気を配りましょう。
家の中心に位置し、使用頻度も高いキッチンがアパートに使われているような安いものだと、一気に家が安っぽく見えます。
さらに安いキッチンは使い勝手が悪いことが多く、水垢やシンクの汚れ、油汚れが目立ちやすいというデメリットもあるのです。
そんなキッチンは少し値段が張ったとしても、自分が使いやすいものを選びましょう。
バスルームも同様で安っぽいバスルームはすぐにカビが生えてきたり、水垢が目立ったりするようになり、見た目だけではなく衛生面も残念な状態になってしまいます。
毎日使うものだからこそ、キッチンやバスルームなどの水回りはこだわって選びたいものですね。
小さい子どもがいる家庭にとって、床の傷は避けられないものです。
しかし「どうせ傷ついてしまうから」といって安っぽい床材を選ぶと、想像以上に傷が目立つようになります。
特にアパートに多いビニール床のような素材は、傷が目立ちやすく安っぽいと感じる人が多いようです。
床材も壁材同様に目につきやすい内装部分ですので、こだわって選ぶようにしましょう。
家の安っぽさが最も目立つ場所と言えば、やはり外壁になります。
家の第一印象を決める外壁に安っぽい素材や、機能性が悪く個性的な色を選ぶと、経年劣化が目立ちやすくなります。
また、複数の色を組み合わせている外壁の住宅もありますが、たくさんの色を取り入れていると、かえって安っぽく見えてしまうことも。
外壁の色は多くても2~3色までにしておきましょう。
外観で意外と見られがちなのが窓の配置と種類です。
日本では左右にスライドさせて開閉させる「引き違い窓」が主流となっていますが、ローコスト住宅に使われていることが多く、機密性もあまり良くないなど、デメリットも少なくありません。
すべての窓に引き違い窓を採用するのではなく、縦すべり窓や横すべり窓なども一緒に取り入れておしゃれな外観づくりをしましょう。
サイディングとは外壁に使用する人工の外装材のことですが、雨や風によってカビが発生しやすいものでもあります。
しばしばカビまみれになっているサイディングの住宅を見かけますので、外壁にサイディングを使う場合はカビが発生しにくく、お手入れしやすいものを選ぶと失敗もないでしょう。
おしゃれな注文住宅を作るためには前章で紹介した「安見えポイント」に注意し、間取りから内装、外装まで決めましょう。
ここからは押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
フローリングと壁の個性がちぐはぐであると、一気にやぼったい印象になってしまいます。
壁紙を個性的なデザインにする場合は床の色を抑えるなどしてバランスを取ると、すっきりとおしゃれに見えるのでおすすめです。
最近はアクセントクロスが流行していますので、壁の一面のみを凝ったデザインにしてみるのもよいでしょう。
「リビングはナチュラルテイストなのに、寝室はモダンスタイル」など、居室によってテイストの異なる住宅は、よほど家づくりに慣れていない人でなければアンバランスな印象になってしまうことがあります。
全体的に統一感がとれた住宅はおしゃれな印象になりますので、初めて注文住宅を建てるのであればテイストはまとめたほうが無難です。
どこかにアクセントを効かせたいと考えている方は、トイレやウォークインクローゼットなど小さく、人目につきづらいスペースで冒険してみるとよいでしょう。
建物の第一印象決める外観には、デザイナーのセンスが問われます。
自分たちでデザインを考えても、何が良いのか分からなくなってしまうことが多いので、信頼できるプロの建築デザイナーに任せてみるとよいでしょう。
自分たちの好みを伝えることで、理想の住宅をきっと叶えられるはずです。
ここからは実際におしゃれな家づくりの参考になるポイントを紹介していきます。
今から注文住宅のデザインを考えていくという方はぜひ参考にしてください。
近年人気が高まっているエコカラットとは、室内の空気を清涼なものにしてくれるインテリア商材のことです。
多孔質セラミックスと呼ばれる気孔がついた原料をタイル状にしていることから、室内の湿気を吸収・放出し、湿度を調整することができます。
そんなエコカラットは、湿気がたまりやすい玄関や寝室、また人が集まりやすいリビングでよく使われています。
木目調やタイル調などおしゃれなデザインも多く、アクセントウォールとして使う人も多数。
おしゃれになるだけではなく、機能性も高いのでお得感がありますね。
どんなにおしゃれなデザイン住宅を設計しても、機能性が悪い間取りではすぐにものが散らかって、残念な印象になってしまいます。
すっきり清潔な間取りを作るためには、収納が充実していて、家族みんなが使いやすいと感じる間取りが求められます。
最近はパントリー付きの住宅が一般的になっていますが、リビングや脱衣所、寝室、子ども部屋もそれぞれ収納スペースを考えて間取りを考えるようにしましょう。
吹き抜けのある家は開放感と高級感があって、とてもおしゃれに見えます。
二階からリビングが見渡せるつくりになっていれば、家族とも顔合わせやすく、コミュニケーションをしっかり取れるでしょう。
特におしゃれなのがオープン階段とブリッジ廊下が盛り込まれたデザイン。
採光性も高くなり、日当たりがイマイチな立地でも設計次第で明るい雰囲気になります。
ただし、吹き抜けのある住宅はエアコンの風が2階に流れてしまいやすいため適温になりにくく、電気代が高くなるデメリットもありますので、カーテンをつけるなどして工夫しましょう。
外壁の色の境界がはっきりすると住宅にメリハリがつき、スタイリッシュかつ美しく見えます。
かつては吹付工法で外壁を二色以上にする方法が多く見られましたが、最近は耐久性の高い金属のガルバリウム鋼板やセメント質と繊維質でできたサイディングを外壁の一部分に使うなどさまざまな工夫が見られます。
木材やタイルを組み合わせる事例も珍しくありません。
異素材ミックスタイプの外壁はそれだけでおしゃれになりますし、「こだわりの住宅」として個性を演出できます。
あまり多くの色や素材を使うと統一感がなくなりますが、2~3種類を組み合わせるとこなれたイメージに仕上がります。
外観のアクセントとなってくれる意外なアイテムである格子。
ブラインドタイプの格子をよく見かけますが、最近は格子のデザインバリエーションが増えていて、デザイン性の高いものも少なくありません。
プライバシーを保護できる格子は機能性も高く、最初からつけておけばまず後悔することはないでしょう。
特におすすめしたいのは、ひとつひとつの部材を手組みした高級感のある格子で、アクセントとして用いると非常におしゃれに見えます。
さらに採光性の高い格子を選ぶと日当たりが良くなり、通気性も改善されるので、ぜひこだわって選んでみてください。
アルミ製や木製の格子など素材もさまざまで、外壁や窓との相性を見ながら決めていくことができます。
天井の高いリビングに大きな窓をつけると高級感と開放感があり、スタイリッシュに見えます。
予算に余裕のある方は、大きな窓を選んでみるのはいかがでしょうか。
採光性や通気性も格段に良くなり、明るく快適な住宅が完成するはずです。
そのほかにも代表的な引き違い窓だけではなく、それぞれの居室に合わせたおしゃれな窓を採用すると、平均的な住宅と差別化できます。
内装から外観まで、さまざまなおしゃれな注文住宅をつくるポイントを紹介してきました。
「内装にはこだわりたい」「外壁はこういうイメージにしたい」など、こだわりたいポイントがまとまってきたのではないかと思います。
しかしながら、実際に設計・施工するハウスメーカーや建築業者の質が悪いと、自分たちの希望にそぐわずに、がっかりしたデザインを提案されてしまうことがあります。
なかにはお客様の意見をほとんど聞かずに、自分の意見を押し通す悪質な業者も存在しますので、住宅を建てるのであれば自分たちの意向をきちんと組んだうえで最適なプランを提案してくれる業者に依頼するようにしましょう。
なんといっても住宅は一生に一度の大きな買い物です。
注文住宅を選んでよかったと思えるように、石川県金沢市に本社を設ける株式会社さくらでは誠心誠意を込めて、お客様の家づくりをサポートさせていただいております。
北陸地方を中心にギャラリーやモデルルームを展開しておりますので、一度足を運んでいただくと弊社が提案している住宅のテイストが、きっとお分かりいただけるかと思います。
トレンドを取り入れたおしゃれな住宅も数多く手掛けておりますので、ごゆっくりご覧くださいませ。
家づくりの際には、経験豊富な担当者が設計から完成、アフターケアまでを徹底的にサポートしておりますので、お気軽にご相談いただけます。
これから注文住宅を建てる方も、家づくりの方向性を迷っている方も、ぜひお問い合わせくださいませ。