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- お役立ちコラム
注文住宅の計画から完成までかかる期間は、もちろん家庭によって異なります。
そのなかでもスムーズに注文住宅を建てられる理想的なスケジュールと所要期間をそれぞれ紹介していきます。
「●年○月までに注文住宅の完成を目指したい」と考えている人は、こちらのスケジュールを参考に逆算して計画を立ててみてはいかがでしょうか。
①土地探し・土地選び【1週間~3か月程度】
土地から購入して住宅を建てる場合、まずは土地探しから始めなければいけません。
具体的な住宅のイメージは湧いていなくても、とりあえず立地を決めたいと考えて、土地探しから始める人もいます。
完成時期から逆算して約1年半から10か月前に土地探しを始めるという人が多いようです。
土地探しをするときに見ておきたいポイントは、まずは通勤や通学の利便性、駅からの距離や周辺環境、公共施設やスーパーなど商業施設の確認です。
最近は国内の災害が増えているからことから、ハザードマップを見て安全度の高さを確認している人も多く見られます。
利便性や暮らしやすさはもちろん、建ぺい率や容積率、土地の形や広さ、また土地に接している道路の広さも重要なポイントです。
理想的な土地が見つかったら、売主に連絡をして契約を結びます。
契約自体にはさほど時間がかかりません。
② ハウスメーカーや建築会社など施工店の決定【1か月程度】
土地の売買契約を結んだら、実際に住宅を設計、建築してくれるハウスメーカーを選ぶ必要があります。
注文住宅を購入する人のなかには、土地を決める段階から「この会社に頼みたい!」と考えている人も少なくありません。
いちからハウスメーカーを選ぶ場合は、完成日から起算して10~8か月前までに決めておくとよいでしょう。
実際にギャラリーやモデルルームへ足を運んで、どのような住宅を作っているのか確認すると候補が絞られてきます。
デザインや価格など表層的な部分だけではなく、構造や工法などその会社のこだわりポイントもチェックすると、機能性の高い注文住宅を叶えられます。
また、どんなに魅力的な住宅でも営業担当者と相性が合わなければ、家づくりが苦痛になってしまいます。
対応の速さや態度をよく見て、自分に合う人を選ぶようにしてください。
こちらと並行して地質調査を進めることができます。
ハウスメーカーの選択や土地の売買契約と並行して進めたいのが、金融機関への住宅ローン申し込みです。
数千万単位のローンを組むことになる場合、金利によって借入金額も変わってきます。
借入金額によっては、住宅の仕様を変更しなければならないことも。
住宅ローンは事前審査と本審査がありますが本審査は時間がかかるため、簡易的な事前審査を受けておくとよいでしょう。
事前審査であれば、数日程度で回答が返ってくる可能性が高いです。
住宅ローンの申し込み時期は、明確に決まっているわけではありません。
しかし、建物の着工までに多くの費用が発生する場合もあるので、十分な自己資金を確保できない場合はできる限り早く申し込むことをおすすめします。
ハウスメーカーが決定したら、打ち合わせをもとに自分たちにあったプランが提出されます。
それぞれを見比べて、自分の家族に合ったものを選びましょう。
プランが決まったら一旦仮契約を結ぶ流れになります。
仮契約後は、内装材を決めるなどして設計図をどんどん進めていき、住宅完成の約6ヶ月前までには設計図の完成を目指します。
見積もりとスケジュールを確認したら工事の契約を結びましょう。
完成の約半年から5か月前になればいよいよ着工ですが、その前に地鎮祭を行うのが一般的な流れです。
着工後1か月程度経てば柱や梁などといった棟上げ工事が終了し、内装材や設備機器の確認をしながらさらに進めていきます。
最近は減ってきていますが、棟上げ式を行う家庭もまだまだ地方には存在します。
施工中、大きく動く必要はありませんが内装材やオプションなどを検討して、追加することもできます。
ハウスメーカーからカタログを渡されることもあるので、しっかり目を通して住宅にマッチするものを選びましょう。
また、施工中も足を運んで業者に差し入れをしたり、進行状態を確認したりすることをおすすめします。
大体引き渡し一か月前になると竣工と呼ばれる状態になり、一旦工事が終了します。
この後、内覧して完了検査や立ち合いを行い、確認が完了したら登記によって物件譲渡が行われます。
無事引渡しされたら、晴れて注文住宅が自分たちのものになりますので、引っ越しの準備を進めていきましょう。
注文住宅を依頼することになったら、なるべくスムーズに進められるようにポイントを押さえておきましょう。
住宅が早く完成することによって仮住まいの家賃を浮かせられますし、なにより待望の新居に早く暮らせるようになります。
間取りや外観、内装のイメージなど新居のイメージをある程度固めておくと、ハウスメーカーや建築会社との打ち合わせがスムーズにいくようになります。
ただし、あまりに張り切って細部までをきっちり決めると、イレギュラーが起こってしまうことも。
思っていたイメージと違ったり、予算が合わなくなったりして変更になる可能性もあるので、まずは大まかな間取りや全体のイメージを決め、その後はなるべく早めにハウスメーカーを決めることをおすすめします。
注文住宅建築時のトラブルとして多いのが家族間の意見の相違です。
「お父さんはAプランを推していたのにお母さんは B プランを譲らない」
「子ども部屋の間取りがうまくいかない」
「私はパントリーが欲しいのに家族は反対している」
などといったトラブルは枚挙にいとまがありません。
そのようなトラブルを極力防ぐために、ある程度家族の意見を聞いてすり合わせを行いましょう。
仕様変更する度に注文住宅の完成が長引いてしまいます。
注文住宅のお金にまつわるトラブルも非常によく聞かれます。
注文住宅は決して安くはないうえに、思いもよらぬところにお金が発生してくるため、当初想定していた予算を大幅に超えてしまうことが珍しくありません。
予算を決める時にはきっちり計算するのではなく、多少余裕を持って予算を確保しておくことをお勧めします。
注文住宅を建てる土地があるかどうかは、家づくりの大きなポイントです。
建てる場所が決定していれば問題はありませんが、そうでない場合、土地探しから始める必要がありますよね。
こうなると、そもそもどのような場所にどの程度の広さと予算で購入するのかを考える必要があります。
立地は重要な条件になるため、半年以上をかけて良い土地を探すご家族もいらっしゃいます。
また土地探しで多いのが、自分の両親が持っている土地を譲り受けるか否かという問題。
旦那様は譲り受けたいと考えていても、奥様が断固反対しているという例もあります。
家族で方向性を固めて、良い土地を逃さないようにこまめに売地をチェックしていくと良いでしょう。
ただ広告や情報誌をみて決めるのではなく、必ず現地まで足を運んで周辺環境を確認してから決めるようにしてください。
予算の話とリンクしますが、限られた予算で納得できる注文住宅を建てるためには優先順位を決めておくのがおすすめ。
住宅情報誌やハウスメーカーのホームページを確認して「モダンな外観にしたい」「リビングは吹き抜けにしたい」などどうしても譲れないポイントをピックアップします。
他にも外観や内装、エクステリアや住宅内設備など、どんなところにお金を使いたいのか優先順位を決めておくと、自分の理想に近い住宅を完成させられます。
注文住宅を建てるのであれば、なるべくスムーズに効率よく進めたいと考えるのはみなさん共通の思いかと思います。
しかし現実にはさまざまなトラブルが起きたり、費用が想定以上にかかったりして計画が滞り、なかなか進まないことが珍しくありません。
万が一トラブルが起こったときは自分たちで話し合って解決できる方法もありますが、できれば信頼できるハウスメーカーや建築会社からアドバイスを仰ぐことをおすすめします。
住宅のプロだけが知っている、思いもよらぬ解決策や代案を提示してもらえる可能性があり、最終的に満足のいく注文住宅を叶えられるでしょう。
しかし、それも知識が浅かったり、対応が遅かったりするハウスメーカーや建築会社を選んでしまうと、満足のいく回答をもらえずにどんどん完成が遠ざかってしまいます。
トラブルが頻発するとストレスも溜まって、家族間もなんとなくギスギスした雰囲気になってしまいますよね。
そのようなことがないようにハウスメーカーは慎重に慎重を重ねて選ぶようにしましょう。
石川県金沢市に本社を構える株式会社さくらでは、これまでさまざまな注文住宅を完成させてきました。
今流行りの光熱費を40%削減できるZEH対応住宅や高気熱・高断熱住宅、吹き抜けのおしゃれな住宅など住宅の種類も多様です。
北陸地方を中心にギャラリーやモデルルームを展開しておりますので、気になる方はぜひ足をお運びください。
きっとさくら住宅の家づくりの姿勢をご理解いただけるかと思います。
家づくりでは経験豊富な営業担当者がお客様の注文住宅のプランニングから設計・施工、アフターケアまでサポートいたしますので、安心してご相談いただけます。
注文住宅をスムーズに建てたい、少しでも早く完成させたいと考えている方はぜひご連絡くださいませ。