さくらブログ
blog
- お役立ちコラム
注文住宅を購入する時の大まかな流れは、以上の表のような流れになります。
ここからは、それぞれの順番において気をつけておきたいポイントを紹介していきます。
注文住宅を購入するときの流れ
住宅の情報収集・モデルルームの見学
↓
資金計画・土地とハウスメーカー探し
↓
相見積もり・設計プラン決定
↓
不動産会社・ハウスメーカーと契約締結、住宅ローンの申し込み
↓
着工
↓
完成
↓
引き渡し、引っ越し、アフターサービス
注文住宅を建てるときにはどのようなデザイン、間取りにするのか、またおおよそどのくらいの費用が必要になるのかを、ある程度頭に入れておかなければいけません。
注文住宅購入の基礎知識をほとんど持たずに土地探しや計画を進めると、想像以上に費用がかかってしまったり、理想的な注文住宅を建ててくれるハウスメーカーを見つけられなかったりします。
そのようなことがないようにまずはインターネットで注文住宅購入者の口コミをチェックしたり、ハウスメーカーのモデルルーム見学会に参加したりすると良いでしょう。
ある程度注文住宅の方向性が固まったら、家族全員で資金計画や依頼するハウスメーカーについて話し合ってみましょう。
大まかな予算を決めておくと、おのずとハウスメーカーや土地も絞られてくるはずです。
家族で意見がまとまらない場合、優先順位を決めてすり合わせを行いながら最終的な着地点を定めます。
建て替えではなく、いちから土地を購入する方は、資金計画がまとまった段階から探し始めましょう。
下見に行くときには利便性や周辺環境、公共施設や商業施設の有無などを確認することを忘れずに。
また、建ぺい率や容積率、土地の形や広さ、さらには土地に接している道路の広さも土地を決めるうえでは重要なポイントです。
ここまで決まったら、ハウスメーカーや建築会社などの施工店を決めていきます。
実際に注文住宅を建てるハウスメーカーや工務店は、複数の業者から相見積もりを取って選ぶことをおすすめします。
相場を知ることができますし、同じ予算や土地でも提示される設計プランは建築会社によって大きく変わってきます。
各業者の家づくりの特徴はギャラリーやモデルルームに行くことで具体的に知ることができるでしょう。デザインや価格だけではなく構造や広報など、その会社ならではのウリもチェックしておくと機能性の高い住宅を実現できます。
ハウスメーカー選びと並行して、土地の売買契約を進めることも可能です。
契約が成立したら地質調査を始め、必要であれば土地改良に着手してください。
スムーズに着工へと移行できます。
土地や施工会社が決まったら契約を結び、同時に金融機関へ住宅ローンを申し込みます。
数千万円単位の住宅ローンでは金利によって借入金額も変わってきますので、複数の金融機関に申し込んで各社比較をすると良いでしょう。
住宅ローンの本審査は時間がかかるので、ひとまず簡易的な事前審査だけでも申し込んでおくと大体の借入金額がわかってくるはずです。
建物の着工までに手付金や頭金など、いくらかの費用が発生する場合がありますので、予算にあまり余裕がない方はできる限り早く申し込んでおきましょう。
注文住宅の予算の決め方!ローンを組んだら月々いくら支払って、返済に何年かかる? – www.sakura-inc.net/blog |
ハウスメーカー契約を結んで、住宅ローン審査が無事通ったら注文住宅への着工へと移ります。
ハウスメーカーを決定してからも細かく打ち合わせをして、内装や外構など細かいところをどんどん詰めていきましょう。
特に間取りや基本的な構造は着工してしまったら変えられない可能性が高いため、着工までに納得できるところまで決めておくようにしてください。
地鎮祭を行って着工したら約1ヶ月で柱や梁などの棟上げ工事が完了し、その後は内装や各種設備を整えていきます。
地域によっては地鎮祭だけではなく棟上げ式を行うところもありますので、あらかじめ実施の有無を決めておきましょう。
また、建築中も業者に任せておくのではなく、頻繁に現場へと足を運んで進行状態を確認したり、業者に差し入れを行ったりするようにしてください。
引き渡しの一か月前になった状態では竣工と呼ばれる状態になります。
ここから細かな工事を加えて、最終的に完成します。
完全に住宅が完成したら内覧をして完了検査や立会いを行い、その後は登記を進めることによって物件譲渡が行われます。
引渡しが無事終われば、晴れて住宅が自分たちのものとなりますので、引っ越しの準備を進めていきましょう。
この流れで住宅ローンの決済も行われるので、金融機関と決済時期の打ち合わせをするようにしてください。
ここからは土地を購入してから注文住宅が完成するまでにかかる期間について説明します。
「●年の●月までに注文住宅を完成させて入居したい」と考える方はこちらを参考に逆算してスケジュールを組むとスムーズに進む可能性が高いです。
土地探しから始める場合、早くて1年半前、遅くても10か月前までに計画をスタートしましょう。
特に土地は、自分たち家族の希望に合致するものがすぐに見つかるとは限りません。
本格的に探すわけではなくても、空いた時間に不動産の情報サイトやチラシをチェックしたり、近所の空き地を確認しておいたりするとよいでしょう。
すでに注文住宅を建てる土地が決まっている場合には、主にふたつのパターンがあります。
ひとつは今住んでいる住宅を一旦壊して建て替えるパターン、そしてもうひとつが親や知り合いが持っている土地を譲り受けて住宅を新しく建てるパターンです。
前者の場合、一度住宅を取り壊す必要があることから、後者よりも余裕を持ってスケジュールを組まなければいけません。
ハウスメーカーや不動産会社以外にも解体業者の選定や申し込み、また地質調査や場合によっては土地改良も必要になってきます。
そう考えると、いちから土地を購入する人同様に、1年半前から1年前には計画をスタートしたほうがいいでしょう。
後者の場合は、地質調査や土地改良をクリアできればハウスメーカー選びや住宅ローンの申し込みから始められるため、1年から10か月前から開始するのが理想的です。
土地は将来的に資産となるため、できる限り値下がりしない魅力的な場所を選ぶ必要があります。
そのため、じっくりと選ぶ人が多いようですが、あまり考えすぎていると目をつけている土地が他の人に取られてしまうことも。
「1か月以内に決める」「3か月以内には契約を結ぶ」など、具体的な期限を決めてから探すと、てきぱき進められるでしょう。
複数のハウスメーカーや工務店から相見積もりを取る時でもあまり期間を決めず、1か月程度で決定することをおすすめします。
複数のプランを見比べることで、自分たちに必要な設備や大まかな予算が決まってくるはずです。
また、決定を先延ばしにしていると業者から催促の電話が頻繁に入るようになり、対応が面倒と感じることも。
無駄なやり取りを減らすためにも完成日から逆算して10~8か月前には仮契約を結び、詳細を詰めていきましょう。
土地探しハウスメーカー選びが順調にいっても肝心の金融機関が決まらなければ、住宅ローンの融資がいつまでも下りずに不動産会社や業者への決済が進みません。
ついつい家選びに気を取られがちですが、そちらと並行して金融機関への申込みも設計図が完成した段階で申し込んでおきましょう。
反対に住宅の設計図や見積書が完成していない段階では住宅ローンも申し込めないので、早めに完成させるようにしてください。
着工に入れば約3ヶ月から4ヶ月で注文住宅は完成すると言われています。
しかし実際は着工してから内装材や設備の変更、また外構工事の追加などによって当初の計画よりも工事期間が延びるケースが多々あります。
資材の発注に時間がかかって、工事が中断することも珍しくありません。
スムーズに工事を進めるためには、一度決めた計画を変更しないのが一番ですが、それでも高い買い物である注文住宅にはきちんとこだわりを持って、納得いくものに仕上げたいものですよね。
仕様を変更したいということであれば、なるべく早く業者にオーダーするようにしましょう。
注文住宅がほぼ完成しても、そこから引き渡しまでは約1ヶ月かかります。
長いように感じるかもしれませんが、実際この期間に住宅ローンの決済を終えたり、登記を行ったりと、やることが盛りだくさんで、あっという間に感じられるものです。
また、引き渡し時には住宅の状況を細かくチェックすることになりますが、この時に不備があれば再度工事が入ることになるため、実際は竣工から引越しまで2カ月程度かかることも珍しくありません。
スムーズに引っ越しを行えるよう、引き渡しのめどがついたら引越し業者選びを始めましょう。
特に引っ越しのピークシーズンにある2月から3月は業者が忙しく、思った日に引っ越しの予約が取れないこともありますので早め早めの行動が吉です。
引越しの相場も業者によって大きく異なりますので、ハウスメーカー同様に相見積もりを取ることをおすすめします。
注文住宅を購入する人のおそらくほとんどは、初めて住宅を購入することになるかと思います。
住宅は数千万以上の金額が発生する高額な買い物で、 一旦購入したら基本的にやり直しがききません。
「何から始めたらいいのかわからないけれど、失敗はできない」と肩の力が入っている人も多いはずです。
そのような方のために、石川県金沢市に本社を構える株式会社さくらでは、ギャラリーやモデルルームを展開し、弊社の家づくりをご紹介しております。
一度足をお運びいただけると弊社の家づくりに対する姿勢をきっとご理解いただけると信じています。
また、土地のご紹介から不動産売却など、不動産にまつわる業務を幅広く展開しておりますので、新しく土地を購入したいと考えている人や、今ある土地を利用して注文住宅を建てたいと考えている方、土地を一旦売却して、新しい土地を探して注文住宅を建てたいと考えている方も、お気軽にご相談くださいませ。