さくらブログ
blog
- お役立ちコラム
新築マンションでも新築戸建て住宅でも、購入時にかかる費用についてはさほど大きな違いがありません。
購入申込時には2〜10万円程度の申込証拠金、売買契約時には価格の5〜10%程度の手付金と1万円の印紙税、ローン契約時には2万円の印紙税、引き渡し前には購入物件の残代金や購入諸費用が発生します。
一戸建て住宅の購入諸費用は物件価格の6〜10%程度で、3〜5%が必要なマンションよりもやや高めです。
引き渡し後にはさらに不動産取得税がかかってくることもあります。
戸建てとマンションとで大きく変わってくるのが購入後に発生するランニングコストです。
毎月の住宅ローン返済以外にかかるコストを住宅のランニングコストと呼びますが、こちらは住宅の種類だけでなく、耐久度によっても変わってきます。
戸建住宅でもマンションでもマイホームを快適な状態に保つためには、定期的に修繕やメンテナンスを行う必要があります。
戸建住宅の場合は修繕が必要になったときにその都度メンテナンス費用を捻出しなければなりません。
そのため数十万円から時には数百万円といった、まとまった出費が必要になることも珍しくないのです。
一方、集合住宅であるマンションは共用部分も多く、毎月管理費や修繕積立金を家計から捻出する必要があります。
まとまった金額は必要ありませんが月々の支払いは絶えず発生するため、割高と感じる人も少なくないようです。
また管理費や維持管理費が必ずしも自分の希望の修繕箇所に使われるわけではありませんので、そういった意味でマンションは損と感じるかもしれません。
戸建住宅であれば駐車スペースを作っておくことで、毎月の駐車場代の発生をなくすことができます。
しかしマンションの駐車場代は物件費用とは別であることがほとんどで毎月5000円から1万円程度、都心であれば2万円以上の駐車場代を支払う必要があります。
マンションによっては駐車場がなく、自分で探さなければならないケースもあるので、契約する前に必ず確認しておきましょう。
戸建住宅でもマンションでも固定資産税は必ず発生するものであり、毎年1月1日時点で不動産を所有している人対象に課税されます。
一般的にマンションは戸建て住宅と比べて建物の評価額が高くつくため、固定資産税も上がる傾向にあります。
地震保険料はほぼ任意ですが、火災保険はマイホームを購入した際には必ず加入しなければいけません。
火災保険の相場は戸建て住宅であれば年間2〜3万円、マンションであれば年間1.5〜2万円が相場でありマンションの方が安く済むことも十分に考えられます。
地震保険はマンションでは共有部分と専有部分で分かれていて、専有部分は個人で支払わなければいけません。
相場は5000円程度です。
共有部分は管理組合が一括加入していることから、月々決められた額を支払う必要があります。
ランニングコストは、求める生活の質やマンションのクオリティなどによって大きく変わってきます。
月々発生する額はマンションの方が多いように感じますが、戸建住宅は外構などメンテナンスが必要な部分も多く、トータルで見るとマンションの方がお得になることも。
よく試算した上で決めるようにしましょう。
売りやすさという点に着目した場合、マンションの方がメリットを感じやすいと言えます。
マンションは専有面積当たりの単価が低く、建物が立ち続ける限りは売れやすいため、収益価値が高いと言えます。
築年数が浅い物件であればなおさらで、損益の分岐点が低いと考えられます。
ただし、老朽化のマンションは売却も難しくなるので、安易にマンションであればすぐに売れるとは考えない方が良いでしょう。
戸建住宅は建物住宅がなくなっても土地の資産価値が残りますが、土地と建物をセットで売り出す場合は売却価格が上がるため、買い手がつきにくいのが現状です。
一般的にマンションは駅近や市街地の中心などアクセスが良いところに建っていることが多く、将来運転免許を手放した時の交通の便を考えるとマンションの方が便利と言えるでしょう。
しかし、エレベーターでの移動がほぼ必須であるマンションは、足腰に負担を感じることも。
その点、バリアフリーの平屋の戸建て住宅であれば移動のストレスもなく、快適さを感じられます。
戸建住宅とマンション、どちらの方が老後の住まいに適しているとはなかなか言い切れませんが、家族構成や周辺環境を考慮して優先順位を決めておくと、答えが見えてきます。
戸建住宅の資産価値は土地と建物で決まりますが、建物の価値は約30年でほぼ消滅します。
対するマンションは1戸あたりの土地の所有割合が低いため土地の価値は低くなりますが、建物の価値は戸建住宅よりも高く、長く残ります。
20年後の建物のみの資産価値を比較すると、マンションは新築時の60%程度まで下降するに対し、一戸建ては最大15%までと大幅に下落します。
コンクリート作りか木造化によっても違ってきますが、10〜20年以内に売却するのであればマンションの方が建物のみの資産価値が高いと言えるでしょう。
土地はその時の周辺状況によって変動があるので一概には言えませんが、やはり立地の良いところは高く売れる傾向にあります。
マンションと戸建てには、それぞれメリットもあればデメリットも存在します。
スタイリッシュなマンションにもアットホームな戸建住宅にも憧れますが、それぞれをじっくりと比較して決めるようにしましょう。
マンションは毎月管理費を払うだけあって修繕計画やメンテナンスがしっかりしているので、自分で手続きを行わなくても組合が修繕計画を進めてくれます。
害虫などが発生した場合もマンションに依頼することで解決してもらえるでしょう。
人に貸したり売却したりしやすいところはマンションのメリットのひとつ。
基本的にマンションは立地面が優れているところに建っているため、将来運転免許を手放した際の足にも困ることがありません。
もちろん通勤や通学にも便利です。
マンションは隣人とエントランスやエレベーターなどで顔を合わす機会が多く、近所付き合いが発生しがちなことも。
積極的に知り合いを増やしたいということであればいいのですが、あまりプライバシーに干渉して欲しくないという人には窮屈に感じるかもしれません。
管理組合への参加義務を設けているマンションもあり、近所付き合いが欠かせないところもあるのでよく考えましょう。
コスト面で考えるとマンションは管理費や修繕積立金が必要になるため、出費が多いと考える感じることも。
また、戸建住宅のように土地がないため、売却するにしても資産価値はあまり期待できません。
戸建ての大きなメリットとして、マンションのような管理費や修繕積立金駐車場代が発生しないため、月々のランニングコストを抑えられる点が挙げられます。
もちろんその分メンテナンスが必要になった際にはまとまった修繕費がかかりますが、自分が納得できるところにお金を出せるので、マンションよりも満足できます。
戸建住宅はその名の通り1戸の家として独立しているため、自分のプライバシーをきちんと確保できます。
隣家と離れているので、上下左右につながっているマンションのように騒音に対しても神経質になる必要がありません。
通気性が高く、開放感を覚えるところも戸建てならではの魅力。
ゆったりと暮らしたい人には戸建ての方が合っているかもしれません。
注文住宅であれば外構から内装、水回りなどの設備までのすべてを自分の好みに合わせられます。
マンションのような画一的なデザインにならず、自分だけの家という所有欲を満たすことができるでしょう。
吹き抜けやロフトなどといったマンションでは難しいデザインも戸建であれば叶えられます。
リフォームやリノベーションしやすいところも忘れてはいけない戸建て住宅の魅力のひとつです。
セキュリティ面はマンションと比べると、どうしても戸建てのほうが劣ります。
マンションのように、メンテナンスをしてもらえる機会も少なく、ダメージに気づきにくい点もデメリットのひとつです。
戸建て住宅は住民の思い入れが強く入っていることに加えて、土地と建物がセット販売になっていることで高くなり買い手がつきにくいことも。
転勤などで将来的に住宅を手放す可能性がある方はこの点を考えたうえで、マンションと比較検討しましょう。
平成25年に総務省統計局が行った住宅土地統計調査によると、戸建住宅の購入者は54.9%。
対するマンションなどの共同住宅を購入した人は42.4%で戸建て購入者の割合のほうが高いことがわかります。
しかし、都市圏になるほど共同住宅率は上がり、関東圏の共同住宅率の購入割合は56.7%、近畿は48.4%と高い数値を示しています。
ここまで触れてきたメリットやデメリットはあくまで一般的なもので、立地条件や物件の内容によって大きく変わってきます。
自分が購入しようと考えているエリアの物件は戸建、マンション問わずに幅広く情報を集め、それぞれを比較した上で最終決定をするのが、失敗を避けるコツです。
家族できちんと話し合いをして妥協できないポイントや優先順位をすり合わせておくことも、円満な住宅購入をするうえで欠かせません。
戸建てかマンションのどちらを購入するかは大きな悩みどころですよね。
しかし諸々のアンケートやメリット、デメリットを比較してみると、現在は戸建住宅の方が人気は高く、魅力的なポイントも多いように思えます。
この結果をもとにして、戸建て住宅の購入を前向きに検討している方は、ぜひ一度株式会社さくらまでご相談ください。
注文住宅の設計施工から土地探し、また分譲住宅の販売まで幅広い不動産事業を展開しています。
戸建て住宅はまとまったメンテナンス費用が発生しがちですが、さくらではアフターメンテナンス制度があり、定期点検や担当者などの訪問などをすることで、きめ細やかなサポートを行っているので安心です。
経験豊富な営業担当者がお客様のご事情をお伺いしたうえで最適なプランを提案いたしますので、ぜひホームページからご予約くださいませ。
ギャラリーやモデルルームも展開していて、弊社の家づくりの姿勢をご覧いただけます。