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- お役立ちコラム
新築住宅内部の仕上げや装飾、設備など、いわゆる内装がおしゃれに仕上がっていると気分よく、快適に過ごせます。
内装には床材や天井、壁などのクロス、キッチンなどの水回り設備、そして照明まで決めなければいけないことが多く、すべての調和が取れていなければ残念な印象になってしまうことも。
心休まるおしゃれな空間を作るためには内装のポイントを押さえて、ひとつひとつを決めていくようにしましょう。
今回は内装の決め方や、実際に株式会社さくらが手掛けた内装事例を紹介していきます。
「自分の家の内装はどうしようか?」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
外装について気になる方はこちらもチェック!
新築戸建ての外構の失敗例15|後悔しないための注意すべきこと – www.sakura-inc.net/blog |
ナチュラルテイストや和テイスト、モダンや西海岸風など、様々なテイストのインテリアがあります。
統一感のあるコーディネートを完成させるためには、インターネットや雑誌などで好みのインテリアを見つけ、それに合わせて内装材や設備を決めていくと良いでしょう。
家具や家電を購入する時にも内装のテイストが決まっていれば部屋のテイストにマッチする商品を見つけられます。
内装に使用する色は、一部屋につき3色以内に収めましょう。
1色だけですと物足りない印象になりますし、4色以上はまとまりのない印象になってしまいます。
意識して取り入れたいのはベースカラー、メインカラー、そしてアクセントカラーの3つですが
それぞれ、
■ベースカラー…部屋全体の70%を占める色味のこと。部屋の印象を大きく左右する色で、ホワイトやベージュが一般的。
■メインカラー…インテリアの主役になる色で、部屋全体の25%程度を占める色味のこと。ソファやラグ、カーテンなどに使われる色がメインカラーになりやすい。
■アクセントカラー…インテリアのポイントになるような引き締め役の色味。部屋全体の5%程度を占める色味で、小物やオブジェに使われることが多い。ビビットな色やインパクトのある色が人気。
といった特徴が挙げられます。
これらの色をバランスよく使って、こだわりの内装を作っていきましょう。
全て同じ材質の製品を選ぶよりも、複数の材質のものをひとつの部屋に取り入れると室内に奥行きが生まれ、いきいきとした印象になります。
内装に使われることが多い素材は、
・壁紙や障子、ランプシェードに使われることが多く、柔らかな雰囲気のある紙
・家具や家電、小物などに使われやすいプラスチック
・窓枠などの建具に使われることが多く、重厚感を生み出せる金属
・ソファやラグに使われると高級感を演出できる革
・カーテンやブランケットに使われる布
などが代表的です。
取り入れる素材によって部屋の印象は大きく変わりますので、バランスよく取り入れましょう。
たとえば優しい色味の壁紙には、柔らかな雰囲気のある丸みのある窓やドアがよく似合います。
反対にシャープな印象が強いステンレスキッチンを選ぶのであれば、モノトーンなどの無機質な色味がマッチするのでおすすめです。
このようにイメージを統一すると、素材や色が違っても室内の調和が取りやすくなります。
ゆったりとくつろげる部屋作りであれば柔らかな素材・色のもの、スタイリッシュなイメージにまとめるときには色はあまり使わないなど、様々な工夫をしてみましょう。
家具や家電、カーテンなどのファブリックは自分たちで店舗を周って決めますが、
床材や建具、クロスなどはハウスメーカーと打ち合わせをして決めることが多いです。
内装がきれいにまとまっていれば、新居完成後に購入する家具や家電のイメージも湧きやすくなり、おしゃれなトータルコーディネートが完成するでしょう。
そのため、ハウスメーカーと内装について打ち合わせをする際にはしっかりと営業担当者の話を聞いて、ひとつずつ決めていくようにしましょう。
室内に入った時にパッと目につく床材は、部屋の印象を大きく左右します。
そのため、床材は内装の中でも最初に決めたい部分です。
床材と言えば木材やシートが一般的ですが、部分的にタイルを貼ってアクセントをつける人もいます。
白い床材は部屋が明るく見えますが、髪の毛や汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。
無垢材は木の温かみが感じられる快適性の高い床材で、ダークブラウンやベージュ、ブラウンなど、様々な色から選べるのでおすすめです。
床材が決まったら、床に合うドアや窓など、建具を合わせながら決めるようにしてください。
床材と建具が決まりましたら、次に天井や壁に貼るクロスを決めていきます。
この時に床と壁の色がマッチしていないと、その後の照明や家財道具を決めにくくなるので施工例などの写真を見て慎重に決めていくことをおすすめします。
床と壁の色を統一するのが無難ですが、最近は壁の一部分だけを違う色にするアクセントクロスも人気です。
クロスの素材も様々で、柄入りのものや機能性が高いもの、また最近はエコカラットもメジャーになってきています。
照明器具はシーリングライトであれば家電量販店やインテリアショップで購入できますが、
ダウンライトにする場合、壁に照明を埋め込むことになるため内装打ち合わせの段階でハウスメーカーに相談しておきましょう。
どんなにおしゃれな照明を選んでも部屋の大きさに対して適切な光量を確保できなければ暮らしにくくなってしまいます。
そうならないよう、設計士やデザイナーに相談しながら照明もコーディネートしてもらうと良いでしょう。
もしも想像していたものより暗いと感じたら、スタンド型ライトをプラスする手もあります。
カーテンは意外と面積が広く、部屋の印象を大きく左右するもの。
実店舗でオーダーメイドのカーテンを作ることもできますが、独自のデザイン窓枠を採用しているようであれば、ハウスメーカーを通じて専門業者に頼んだほうがジャストサイズのカーテンができあがるでしょう。
通常の布カーテンからブラインド、ロールカーテンまでカーテンの種類は幅広く、生地や色目によっても印象が変わってくるので、サンプルを参考にしながら最適なものを選ぶようにしてください。
デザインだけではなく、機能性や使い勝手の良さを重視したいのがキッチンやユニットバス、トイレなどの水回り設備です。
住宅会社が提携しているメーカーから選ぶ場合がほとんどですが、それぞれのメーカーでデザインや機能性など、売りが異なりますのでじっくり見て決めましょう。
特にLDKのイメージを左右するキッチンは、こだわって選びたいものです。
壁材やクロスなどはサンプルを見せてもらえますが、一度預かって家でじっくり決めることをおすすめします。
打ち合わせの場でパッと決めてしまうと、後悔する可能性があるためです。
ただサンプルを眺めるだけではなく、実際に触って質が良いと感じるものを選びましょう。
ただし壁紙や床材は小さなカタログと、実際に貼られたものではイメージが違うことがありますので、できれば施工事例も見せてもらうようにしてください。
そのほか打ち合わせで決めることについては、「注文住宅打ち合わせ期間や回数はどれくらい?理想な家を建てるための9STEP!」の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
注文住宅打ち合わせ期間や回数はどれくらい?理想な家を建てるための9STEP! – www.sakura-inc.net/blog |
最近はナチュラルテイストで、明るい内装が人気です。
ブラックのキッチンも流行していますが、ダークカラーはうまくバランスを取れなければ重苦しい印象になることも。
インテリアコーディネートに自信のない方はまずホワイトやベージュを基調にした、ナチュラルスタイルを目指してみてはいかがでしょうか。
鮮やかなイエローやブルーなどのアクセントカラーをクロスなどに入れると北欧風で、おしゃれな雰囲気にまとまります。
落ち着いた雰囲気を求める方は、和とモダンテイストをミックスさせた内装をチョイスすると新鮮でありながら、ゆったりと過ごせるでしょう。
ここからは、石川県金沢市に本社を構える株式会社さくらが手掛けた新築住宅の内装施工事例を紹介していきます。
気になる事例がございましたら、ぜひ弊社までお問い合わせくださいませ。
経験豊富な営業担当者がご案内させていただきます。
1階部分を吹き抜けにしてリビングを作ると、とても開放的になり家族が集まりやすくなります。
大きなシーリングライトやスポットライトなど、室内の様々な照明がアクセントになっていて、中庭を設けたことで景観を楽しめるリビングが完成しました。
カーテンやキッチン、床材まで全て白で統一したリビングがスタイリッシュで、大人だけの住まいにしっくりきます。
唯一黒に塗装されたリビング階段が、良いアクセントになっていますね。
カーテンではなくブラインドを採用したことに、センスが感じられます。
丸くくり抜いたような出入り口が、柔らかい空間を生み出すことに成功しています。
キッチン部分は木材で統一していて、自然のぬくもりが伝わってきますね。
人とは違う内装づくりをしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ダウンライトがナチュラルテイストのリビングを優しく照らしています。
ロフトよりも身近に感じられるスキップフロアは、近年人気が増しているデザインです。
空間を有効活用できるため、狭小住宅を建てる時に取り入れる人も見られます。
階段部分と床材を木材に統一することで、一体感を演出できます。
日本人である私たちは、和のテイストが感じられる住宅を見るとどこかホッとしますよね。
和のテイストが感じられる引き戸はおしゃれであることに加えて、バリアフリー仕様にもなっているので、高齢者や体の不自由な方が住む新築戸建て住宅として最適です。