さくらブログ
blog
- お役立ちコラム
自分たち家族だけのものである戸建て住宅に庭を造りたいと、憧れている人も多いのではないでしょうか。
しかし、庭の広さや日当たりを考慮せずに庭のスペースだけ確保してしまうと、いざ暮らし始めたときに上手く活用できず、後悔することも。
まずは庭を造る前に考えておきたいポイントを紹介します。
戸建住宅に庭を造るときは、住宅や駐車場、倉庫などのスペースを除いた余りの場所が庭となることが多いものです。
庭の広さは戸建住宅によってまちまちですが、家族がバーベキューなどの外遊びを楽しむためには3坪(約10㎡)以上の広さが理想的といわれています。
ガーデニングや家庭菜園であれば、ひと坪程度の庭があれば十分に始められます。
庭の位置が北向きだったり、建物の陰に隠れてしまったりするようであれば、ガーデニングや野菜作りをしても生育が悪くなりがちです。
反対に南向きであれば、太陽の下ですくすくと植物が育ちますし、屋外レジャーも明るいお日様の下で楽しめるでしょう。
しかし、日当たりが悪いことが必ずしもデメリットになるとは限りません。
庭に差し込む日光が弱ければ陽に焼ける心配がありませんし、夏は熱中症になるおそれが少なくなるはず。
植物の生育状況が悪くなるデメリットはよく指摘されますが、最近は日当たりが悪くても育ちやすい人工芝が増えてきています。
また日当たりが悪いと、その分雑草が育ちにくくなりますので、庭の草むしりをする頻度を抑えられます。
日当たりによってガーデニングの方法やウッドデッキの必要性も変わってきますので、日の当たり具合を確認しておくと良いでしょう。
住宅と家の配置方法も、考えなければならないポイントのひとつです。
玄関の前に庭を設けて植物を植えると自然豊かな印象になって、住宅全体が明るく見えます。
住宅に入るまで距離があるので、泥棒対策にもなるでしょう。
その反面、庭が人目に触れるため、常にきれいな状態に保つ必要があり、実際外からの目に触れない中庭を設ける人も少なくありません。
隣家がある場合は両家の間に庭を造ると家のなかが丸見えにならず、ちょうどいい距離感を保てるでしょう。
一般的に庭の形は正方形や長方形が多く、その四隅でガーデニングを楽しむ人が多いです。
正方形の庭のほうが広々している印象がありますが、長方形の庭も正方形とほぼ変わらない広さということも少なくありません。
その他にもL字型やコの字型、また凸凹のあるデザインの庭も見られます。
盆栽や竹林が植えられた日本風の庭園もあれば、バラが植えられたヨーロピアンテイストの庭園もあります。
庭は住宅が完成した後にデザインすることもできますが、最初から住宅のテイストに合わせて庭のデザインを考えておくとバランスの取れた住宅が完成します。
なんとなく庭付きの戸建て住宅に憧れていたけれど、いざ手に入れたら意外と庭を使わなかったという声をよく聞きます。
しかし、自分たちだけのスペースである庭が未使用のままというのは、あまりにもったいないこと。
戸建て住宅の庭にはさまざまな用途がありますので、自分たちに合うスタイルでフル活用してみてください。
戸建て住宅の庭でできる代表的なレジャーといえば、やはりバーベキュー!
河原や公園まで足を延ばす必要がなく、炭やコンロ、食材などを持ち運ぶ手間を省けます。
友人や職場の仲間などを呼んでワイワイ盛り上がれば、親交を深められそうですね。
調理や後片付けが簡単にできるところもメリットのひとつです。
集合住宅でもプランターを使ったガーデニングをできますが、やはり地面に直接種や苗を植えた方が育ちもよくなります。
ガーデニングや家庭菜園が好きな人にとって庭は、大変魅力的な存在と言えるでしょう。
プランターでは植えられなかった、大ぶりな野菜や花も庭であれば植えつけられます。
色とりどりのお花が咲き乱れたら、家がより一層華やかに見えるのでおすすめです。
ペットブームの今、ワンちゃんを飼っている人も多いのではないでしょうか。
とってもかわいいワンちゃんですが、毎日の散歩が大変と言う人も少なくありません。
それも戸建て住宅の庭にドッグランをつくっておけば、ワンちゃんが自由に動けて運動不足の解消になります。
ドッグランが広ければ広いほど、ペットは動きやすくなるのでワンちゃんに限らず、動物を飼っている人はペットが自由に動けるスペースをつくってみてはいかがでしょうか。
さまざまな用途のある庭ですが、雑草が生えやすかったり、虫が発生しやすかったりするデメリットも指摘されています。
そのようなデメリットが気になる人は、庭全体にタイルを敷き詰めてテラスにしてみてはいかがでしょうか。
地面がタイルの下敷きになることで雑草や虫が目立ちにくくなり、清潔な印象になります。
テラスが完成したらテーブルやイスを置いてカフェスペースにすると、おしゃれなイメージになるでしょう。
小さなビニールプールを出して子どもたちを遊ばせたり家庭用花火に火をつけたり…と、夏の間はさまざまな遊びを庭でできます。
子どもたちだけで公園に行かせるのはちょっと不安ですが、庭であれば周りの目を気にすることなく、大人の監視下で遊ばせられるでしょう。
「雑草や虫が発生する」「土地代がかかる」などネガティブな意見もありますが、庭付き戸建て住宅にはデメリットを上回るメリットが数多く存在します。
1つずつ見ていきましょう。
住宅の前面に配置した庭、いわゆる「前庭」を造ると入口から家のなかが見えにくくなり、プライバシーを保護できます。
家の状態を見られたくないという人は、裏庭よりも前庭を造った方が合っているかもしれません。
庭は気軽に子どもたちが遊べるスペースになり、大人は家事や仕事をしながら見守ることができます。
子どもたちがのびのびと遊べるスペースを用意してあげることで、健やかな成長を期待できそうです。
公園では難しいビニールプールや大型遊具の設置もかなえられるでしょう。
庭に倉庫を設置するとアウトドア用品やスポーツ、ガーデニングアイテムなど、野外で使うものを収納できます。
土がついたものを家の中に運び込む必要がなくなれば、清潔な室内をキープできます。
また、自転車を置けるサイクルポートを設置するのも良いですね。
庭があると室内に日が差し込みやすくなり、明るい部屋が保たれます。
なるべく採光率を上げられるように、庭の位置やデザインを設計してもらうとよいでしょう。
エクステリアやガーデニングにこだわって、美観が保たれた庭は見ていて気持ちがよく、四季を感じられます。
お気に入りの野菜や植物を育てていると心が穏やかになって、QOLの高い日々を過ごせるはずです。
庭付き戸建て住宅に憧れる人が多い一方で「庭はいらない」という声も少なくありません。
庭不要派の代表的な意見をまとめてみました。
庭の最も厄介な点といえば、雑草や害虫駆除などのメンテナンスに時間とお金がかかるところ。
特に夏場は雑草が繁殖しやすく、こまめに手入れをしなければ荒れ放題になってしまいます。
それも庭にタイルを敷き詰めると、幾分お手入れが楽になるのでおすすめです。
庭の面積分、土地代が高くつき購入費用も上がります。
「庭はいらない」と考えている方は庭のスペースがない、小さめの土地を購入して、余裕ができた分だけ他の場所にお金をかけたほうが有意義かもしれません。
虫は雑草を好んで住み着きますので、庭がある家は要注意です。
防虫剤を撒いたり、虫よけネットを張ったりして、極力虫が寄り付かない環境を作りましょう。
庭を造るとき、芝生と砂利のどちらを敷き詰めようかで迷う人が多いようです。
手入れとコスト面を考えると芝生が不利ですが、青々とした芝生は見た目が美しいですし、子どもたちも遊びやすくなります。
石の種類にもよりますが一般的に砂利は芝生よりもリーズナブルで、メンテナンスもほとんど不要です。
人が踏み入れると音が鳴る砂利は、防犯対策にもなります。
どちらにもメリット、デメリットがありますので、よく比較して決めましょう。
ここからは株式会社さくらが提案している、おしゃれな庭付き戸建て住宅を紹介します。
中庭の大部分にウッドデッキを設けると素足で外に出やすくなります。
テーブルと椅子をセットして、ティータイムを楽しむこともできそうです。
わずかに空いたスペースで植物を育てると、豊かな印象になります。
おしゃれで高級感のある石を使ったテラスは、スタイリッシュな印象に。
人工的なテラスと天然の芝生のコントラストが美しく、住宅がよく映えます。
日当たりがよく、洗濯物をしっかり干せそうですね。
リビングから庭が見える場合、見栄えの良い植物を植えると景色を楽しめるようになります。
白い砂利はグレーの砂利よりも華やかな印象で、住宅全体が明るいイメージにまとめられます。
庭付きの戸建て住宅にはさまざまな魅力がありますが、上手に付き合っていかなければ無用の長物になってしまうことも。
そのようなことがないように株式会社さくらでは、土地の形状や方角に合わせて最適な庭の造り方を提案しています。
庭付き戸建て住宅にするか否かで悩んでいる方は、ぜひ一度弊社までお問い合わせください。
経験豊富な営業担当者がアドバイスをさせていただきます。