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子育てにぴったりの間取りにする方法15|リビング、キッチン、洗面所など

子育ては家の力でラクをしましょう。なんでも気合いで頑張ってはいけません。
この記事ではママの子育てがラクになる間取りの工夫を、リビング・キッチン・洗面所・その他の4項目に分けて計15個紹介します。
なにかひとつでもいいアイデアを持って帰ってくださいね!

リビング編

子育ての中心となるリビングのおすすめの工夫を3つ紹介します。
子どもの幼少期にメインの遊び場となるリビングは、子育てと家事を両立する上での要(かなめ)と言っても過言ではありません。

他の場所から確認しやすいレイアウトに

リビングで遊んでいる子どもが気になっては、家事に集中できません。
また子どもがママが視界から消えるとグズりだすようなとき、家事がロクに進まないということも。

これらを解決するため、家事をしている場所のどこからでもリビングが確認できるようなレイアウトにしましょう。
たとえばキッチンからリビングが見えるようにするのはもちろんのこと、洗面所やサンルームからも室内窓などを活用してママと子ども、双方から見えるようにしておくのです。

和室を併設すると便利

和室をリビングに併設するのがおすすめ。
まず和室は子どものよい遊び場や昼寝の場所になります。リビングと併設することで、ママも子どもの様子もよくわかって安心です。
また和室は引き戸の出入り口になるので開けっ放しでも安全ですし、ママもなにか荷物を持ちながら移動するとき便利です。

リビング階段がおすすめ

リビング階段も子どものいる家庭にはおすすめです。
子どもが朝出かける時や帰宅後に、必ず家族と顔を合わせる環境作りができるからです。
子どもが中学生以上になると、なかなか親子のコミュニケーションが取りづらくなります。
そんな時でも、リビングに階段があると「いってらっしゃい」「おかえり」などの声掛けがしやすくなるのです。
また単純に冬場階段が寒くないメリットもあります。

ただリビング階段にはデメリットも。
まずリビングが導線となるため、階段の配置を工夫しないとくつろぐ邪魔になってしまいます。休日にパパが映画を見ている静かなシーンで部活から帰ってきた息子がバタバタと二階に上がっていくようなイメージです。
また階段が寒くないメリットの裏返しで、暖房にかかる光熱費が増えます。

リビング階段はメリットとデメリットを天秤にかけて選びましょう。

キッチン編

キッチンは家事の重要拠点。子育てママはぜひこだわるべきポイントです。
キッチンの工夫ポイントを4つ紹介します。

部屋全体を見渡せるように配置

LDKの部屋全体を見渡せるようにキッチンを配置しましょう。
良くないのが壁に向かい合うタイプのキッチン。調理中は 常に子どもに背を向けることになってしまいます。
おすすめはアイランドキッチンやペニンシュラキッチンのような対面型キッチンです。

常に子どもを視界に入れられますし、子どもとしてもママと目があって安心できます。

カウンターデスクで勉強しやすい環境を

LDKのどこかにカウンターデスクを配置して、子どもが勉強しやすい環境を作りましょう。
2mほどあれば、パパの分と2つ椅子を並べて一緒に作業できるようにすることも可能です。

またカウンターキッチン(I型キッチン)の場合、壁の反対側にカウンターデスクを置くことで、ママもコミュニケーションを取りやすくなります。

なおアイランドキッチンの場合、子どもが高学年になるくらいまではキッチンの一部を机のように利用するのも可です。

パントリーはスペースを取る貯蔵に重宝

冷蔵不要な食品を保存するパントリーは狭くてもしっかり設置するのがおすすめ。
米や小麦粉、油、パパのプロテインなど必要だけど重くてかさばるものに効果を発揮します。
床下収納もいいですが、重いものを持ち上げるのが大変なのでパントリーがおすすめ。

勝手口がキッチンに近いと便利

勝手口がキッチンに近いと、買ってきた食材の搬入がはかどります。
もし勝手口がないと車から一旦荷物をおろし玄関に置き、玄関から廊下を通ってキッチンにアクセスするところを、キッチンに勝手口があればドアを開ければそこがキッチンという距離感です。

なお勝手口も駐車場から近いとなおよし。

洗面所編

キッチン以外の水回り、洗面所も間取りの工夫で一気に便利になります。
ここでは洗面所の工夫を3つ紹介します。

洗面所・浴室・物干しをまとめる

洗面所・浴室・物干しは一箇所に固めてしまいましょう。
家事のなかでも時間のかかる洗濯関連が一箇所にまとめられることにより動線がなくなるため、大幅に時間短縮となります。
ついでに服の収納場所まで洗面所の中にするか、すぐ近くにすることでさらに時間短縮が可能です。
洗面所の間取りは広く取りましょう。
なおこちらのページにさくらでの実際の事例もありますので、ぜひ御覧ください。

洗面所はキッチンの隣で

さらに洗面所もキッチンの隣が吉。なぜなら冬場に洗面所が寒くなくなるからです。
廊下を通らないと洗面所に行けない間取りでは、冬場寒くて湯冷めしてしまいそうですよね。
大人であれば洗面所の寒さも問題にはならないかもしれませんが、子ども(とくに乳幼児のとき)はやはり心配。
洗面所をキッチンの隣とすることで、入浴時のママの心理的な負担が下がります。

また洗面所をキッチンの隣とすることで家事動線を更に短くできるメリットもあります。

ダブルボウルで朝揉めない

洗面所は洗面台を2つにするダブルボウルもおすすめ。
子どもが小さいうちはそこまで洗面台が混むということはありませんが、子どもが大きくなってくると、朝洗面台の取り合いになってしまいます。

取り合いが始まるのがまた子どもが中高生の多感な時期ということもあり、場合によっては朝の洗面台の取り合いから親子の関係が微妙な空気になってしまうことも。
洗面所はサンルーム(物干し)を兼ねて大きめの間取りにして、洗面台はダブルボウルにしましょう。

その他間取り編

リビングやキッチン、洗面所でない部分で工夫すべき間取りについて紹介します。

土間は広めに取るべし

玄関の土間のスペースは広めにとりましょう。
子どもが小さいうちはベビーカーを折りたたまずに「駐車」することもできますし、子どもが大きくなってからはスポーツ用品をおいておくことも可能です。
また通信販売でたまりがちなダンボールやたまに出しそびれてしまったゴミ袋の一時置き場にも利用可能です。
2,3畳を目安に玄関をスペースを確保しましょう。

庭は子育てに重宝する

自然と触れ合う、土遊びをする、などの経験は子どもの成長を強くサポートしてくれます。
とはいえ、毎日公園に遊びに行くのもなかなか難しいですよね。
そんなときに家に庭があると重宝します。
ママのガーデニングの手伝いをする、小さな砂場で一人遊びをするなど、幼少期の体験を増やしてくれます。
また夏場には家用のプールではしゃぎ冬場には積もった雪で遊び倒す経験は、後で振り返ったときにかけがえのない思い出になるでしょう。

高断熱高気密は子どもにも優しい

間取りではありませんが、家は高断熱高気密がおすすめです。
高断熱高気密により夏は涼しく、冬には暖かい家になるのです。
もちろん最近のエアコンなどの空調設備は性能が上がっています。そのため常時エアコンをつけっぱなしにすることで夏も冬も一定の温度を保ちやすくはなっているでしょう。

しかし幼少期に常時エアコンをつけることには賛否両論ありますし、体質によってはエアコンの空気が苦手な子どももいます。

そこで高断熱高気密住宅であれば、エアコンの利用は最小限に押さえられるのです。
とはいえ35℃を超えるような日はエアコンの利用を控えるほうがむしろ危険なので、室温には注意が必要です。

デッキは屋根があると雨の日も安心

もし間取りに余裕があって「デッキを作ろう」と考えているなら、できる限り屋根も付けましょう。
屋根付きのデッキなら雨の日が続いても子どもが走り回れるので、ストレスが溜まりにくいのです。

またウッドデッキの場合は屋根がある方が、木が腐りにくく長持ちなのでおすすめです。

ママの作業スペースを確保しておくとストレスが減る

ママの家事用の作業スペースも確保できるといろいろな面で重宝します。

たとえばアイロンがけ。
リビングにアイロン台を出してアイロンをかける生活パターンの場合、もしリビングが散らかっていたら、リビングを片付けるところから始めないとアイロンをかけられません。
元気なときならば問題ありませんが、元気のないときには片付けから始める気力もわかず、どんどんアイロンがけ待ちの衣類が溜まる一方……。

そんなとき、サンルームにアイロン台が備え付けられていたらどうでしょうか。

上の図は株式会社さくらの施工事例で、洗って干して畳んで、に加えてアイロンまで同じ部屋で済ませてしまえます。

アイロン台として以外にも、椅子を置くことでPCでの作業や裁縫などにも利用できるスペースになるので、何かと無駄にはなりません。

注文住宅なら理想な子育ての間取りが可能

子育てのことを考えた、ママに嬉しい間取りの相談は株式会社さくらまでご相談ください。
注文住宅ならママにもお子さんにも理想の間取りが、予算の範囲で可能です。
住宅の間取りは、一度建ててしまえばなかなかやり直しができません。
あとから「もっとここをこうしたら良かった!!」がないように、豊富な経験と実績を元にご提案いたします。

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