さくらブログ
blog
- お役立ちコラム
マイホームを新築するときには、おそらくほとんどの人が駐車場をつけることになるかと思います。
大きな車を出し入れする駐車場は十分にスペースが取れていないと出しづらさを感じるかもしれません。
また、ガレージを作るか否かという問題もあります。
そこで今回は新築住宅の駐車場にスポットを当て、失敗のない作り方を紹介したいと思います。
ぜひマイホームづくりの参考にしてください。
まずはマイホームの駐車場で、よくある失敗事例を紹介します。
事例を参考にしながら、ゆとりを持った駐車場設計をしてもらいましょう。
敷地面積が限られているために、駐車スペースが狭くなることもあるでしょう。
また、十分駐車スペースを取ったつもりが想定より狭く、車の出し入れが大変と嘆く人も少なくありません。
車は何年に一度か買い換えるものです。
大きい車を購入したかったけど、駐車場が狭くてあきらめた…ということがないように、できるだけ広いスペースを確保しておきましょう。
成長した子どもが将来車を購入することになれば、その分の駐車スペースも必要になってきます。
その際も自宅の駐車スペースにゆとりがあれば、他の月極駐車場を借りる必要がありません。
駐車場にはコンクリートを敷くのが一般的ですが、どうしても費用がかさみます。
外構にまで予算を回せないという人は、駐車場を砂利や土がむき出しの状態にしていることがあります。
しかし、土がむき出しの状態であると車が汚れやすく、雑草が生え放題になって見栄えが悪くなることも。
雨が降った時には水たまりができて車を出しにくいと感じることがあるでしょう。
また、砂利の場合は車を動かす時に音が響いて、不快に思うかもしれません。
「コンクリートを敷くと費用が高くつくけど、土がむき出しの状態も気になる…」という方は、アスファルトという選択肢があります。
コンクリートよりもリーズナブルですが、土の部分がしっかりと覆われるため、泥がはねる心配がなく、土や砂利のように雑草が生えてきにくくなるのです。
施工期間がコンクリートに比べて、短いところもメリットです。
「せっかくのマイホームは、エクステリアやガーデニングにもこだわりたい」という方はたくさんいらっしゃいます。
それ自体は素敵なことですが、あまりにたくさんの植物を植えたり、目隠しのフェンスを設置したりすると、見通しが悪く、車を停めにくくなることもあります。
「うっかり植木をタイヤが踏んでしまった」ということがないように、車の停車方法を確認してからガーデニングや外構に着手することをおすすめします。
駐車場を構えるときには、車1台分の大きさはもちろん、ドアの開閉のしやすさや、駐車のしやすさを考えて広さを決定しましょう。
車種によっても異なりますが、一般的に車1台分の広さを確保したいのであれば、幅2.5m×長さ6mの15平米は必要です。
2台停めたい場合は30平米、3台であれば45平米、4台であれば60平米が理想的な広さと言われています。
今現在使用している車の数はもちろん、将来的に増えそうな自動車の数、さらには来客の頻度を想定して、最終的な駐車場の広さを決めるようにしましょう。
また、車だけではなくバイクや自転車を使用している家庭であれば、1台あたり1m×2mほどの広さがある駐車スペースを確保しておきましょう。
駐車場を設計するときに考えなければならないことは意外と多くあります。
下記の項目をそれぞれをチェックしてみてください。
駐車時に車が外壁や外構にぶつかってしまわないように、車止めをつけることをおすすめします。
車止めの一般的な設置間隔は、軽自動車であれば60cm、それ以外のクラスであれば70cm間隔が理想とされています。
走行の障害になるようであれば、車止めを片方だけ置くと良いでしょう。
後方感覚としては、軽自動車は30から50cm、それ以外のクラスは100から120cmほどが適正です。
車止めが壁や外構に近すぎると車の排気ガスで黒く汚れる可能性があるので、少し余裕を持たせると良いでしょう。
駐車場を縦列にしなければならない場合、必要となるスペースがまた違ってきます。
バックで縦列駐車をする場合は、車体の長さの1.5倍ほどのスペースを取るようにしましょう。
反対に前進で縦列駐車をする場合は、約3倍の距離を確保するのが理想的です。
この辺りは運転技術や土地の形状にもよりますので、設計士に相談することをおすすめします。
もうひとつ忘れてはならないのが、バックドアの存在です。
駐車場に入れた際にバックドアがスムーズに開くかどうか確認することも、忘れないようにしてください。
あまりに日当たりの良い場所に駐車場を構えると、車体の塗装や内装が日に焼けて変色しがちですし、高温になって熱気がこもりやすくなります。
どうしても南側に駐車場を設けなければならない場合、カーポートやガレージを検討してみると良いかもしれません。
また、駐車場は水はけを良くするために2%ほどの勾配があると良いとされています。
ただし、あまりに急すぎる勾配は、駐車の際にアクセルを踏み込みすぎる可能性があるため、設計時に程度を確認してください。
素敵なデザインの駐車場や広々とした駐車スペースには憧れますが、予算やすでにある土地の広さから、どうしても駐車場が狭くなってしまうこともありますよね。
そんな時には一般的な駐車場とは異なるスタイルで、駐車スペースをある程度しっかり確保することができます。
株式会社さくらが提案する駐車場アイデアを、ぜひ参考にしてください。
「マイホームでは駐車スペースをしっかり確保したい」「車が好きだから、いつまでも自家用車をきれいに保ちたい」というご家庭におすすめしているのが、1階を駐車スペースにし、2階3階を居住スペースにした住宅スタイルです。
1階にガレージを設けると、余裕を持って車を停車できます。
さらに屋根が付いているため、車の劣化を防ぐこともできるでしょう。
最近は狭小住宅に、このスタイルを採用する家庭が増えてきています。
空いたスペースに自転車やアウトドアアイテムを収納できる点も人気の理由です。
通行人からリビングなどの居住スペースをのぞかれる心配もなく、プライバシーを守れるところも魅力といえます。
【施工事例あり!】ビルトインガレージを作るときの間取りの注意点とは – www.sakura-inc.net/blog |
駐車スペースがあまりに暗いと昼でも視界が悪く、車を停めにくくなります。
その場合、ある程度しっかりと採光を取れる場所に駐車スペースを作ってみるのはいかがでしょうか。
そうすることで車を停車しやすくなるはずです。
車の劣化が気になる方は、カーポートを付けることで雨風から車を守れます。
片側タイプのカーポートであれば、狭小住宅でも比較的構えやすいでしょう。
採光が良いところに駐車スペースを持ってくることで室内を明るく照らせるようになり、プライバシーを守ることもできます。
「駐車場はただ車を停めるだけの場所なので、ある程度きれいな状態であれば、どんなデザインでも構わない」と思っていませんか。
しかし、ほとんどの住宅は家の前に駐車場を設けているのが現状です。
すなわち、駐車場はその家の印象を大きく左右するスペースと言えるでしょう。
ガレージやスタイリッシュなカーポートがついていると高級感を演出でき、新築住宅がますます立派に見えるでしょう。
また、大切な住宅と車を守るためには停めやすい駐車スペースを確保し、事故を未然に防ぐ努力が認められます。
石川県金沢市に本社を構える株式会社さくらでは、駐車場も含めたマイホーム全体の設計や建築をおこなっています。
ガレージつきの住宅や、1階をビルトインガレージにしたタイプの住宅の設計・建築実績もありますので、気になっている方はぜひ一度お問い合わせください。
お客様の土地や家の形状に合わせて、最適な建築プランを提案させていただきます。
モデルルームも展開していますので、お気軽に足をお運びくださいませ。