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- お役立ちコラム
新築一戸建て住宅を購入するとき、あるいは注文住宅を建てるとき、ご家庭によってこだわりのポイントが浮かんでくるかと思います。
その中で、ベランダの設置をどうするか、迷われるご家庭もあるでしょう。
以前は、住宅にベランダをつけることが主流でしたが、現在ではベランダを設けないケースも増えているのです。
ベランダを利用したい目的や、ベランダをつけることによるメリット・デメリットなどを考慮したうえで、どちらにするか検討したいですね。
そこで、今回の記事でベランダの設置について解説しますので、家づくりの参考になさってください。
まず、ベランダがどのように活用できるのか、実際の使い方を見ていきましょう。
ベランダの使い方として最初に思い浮かぶのは、洗濯物や布団を干すという用途ではないでしょうか。
洗濯物を乾かす手段として乾燥機の利用も普及していますが、太陽の光に当てて干すと日当たりが良くなり、紫外線による殺菌効果が期待できると言われています。
さらに、風通しが良いことで水分量が減り、細菌の増殖を抑えられるようになるのです。
ただし、洗濯物を長時間紫外線に当てたままにしておくと、布が傷みやすくなってしまいますので、短い時間で干すようにすると良いでしょう。
部屋にエアコンを設置した場合、室外機を置かないといけません。
そんなとき、ベランダに室外機を置いておけば外から目立ちにくいうえに、配管が短く済むようになります。
エアコンの台数によっては、屋外に室外機が何台も並んでしまうことになるため、この光景を避けたいと考える方も多いのです。
また、長い配管が必要になることで、配管の延長料金がかかってきます。
庭に花を植えるのはハードルが高いと感じる方でも、鉢植えからであれば始めやすいのではないでしょうか。
ベランダの床は、コンクリートもしくは防水塗装がされているのが一般的です。
それも床材を敷いた上に植物を並べると、おしゃれな空間に仕上げることができます。
レンガやタイル、木材などは重量がありますので、大量に使うとベランダの耐久性に影響が出てしまうおそれがあります。
このため、鉢の周辺にアクセントとして置く程度に使用すると良いでしょう。
年末年始や大掃除の後など、ゴミ収集日までに日にちがあるにもかかわらず、家庭ゴミが大量に出たとき、ゴミを保管しておく場所としてベランダを使う方もいます。
ゴミは、臭いや衛生面でできるだけ外に置きたいと思う方が多いでしょう。
しかし、勝手口などから外に置いておくと野良猫などに荒らされる心配がある方にとっては、一時的な保管場所としてベランダが重宝します。
家の中にあるリビング以外に、リラックスや気分転換ができるスペースがあると、家がさらに過ごしやすくなります。
ベランダに椅子とテーブルを置くだけで第二のリビングが確保でき、気軽にアウトドア気分が楽しめるでしょう。
ベランダが、普段の生活に欠かせないスペースとなっているご家庭も多いでしょう。
その一方で、ベランダをつけたことでデメリットが生じ、後悔している方がいらっしゃるのも事実です。
ここからはベランダのデメリットと、後悔した方の声を見てみましょう。
ベランダは、風によってゴミが飛ばされてきたり、砂やホコリが溜まったりするため、定期的に掃除が必要です。
さらに、鳥のフンや虫の死骸が落ちてくることも多く、長期間放置してしまうと取れなくなってしまうため、注視しておかないといけません。
家事のひとつとして、ベランダの掃除を行うよう心がけておけば大丈夫かと思いますが、家事の負担が増えることを心配される方もいらっしゃるのです。
特に、普段ベランダを使う機会が少ないと、掃除ばかりが増えると感じてしまい、ベランダをつけなくても良かったかも…と感じてしまうのでしょう。
ベランダ掃除で特に注意したい箇所は、排水溝です。
砂・ゴミ・落ち葉などが排水溝に詰まってしまうと、ベランダ一帯に水が張った状態になってしまいます。
寒冷地では、冬になるとこの水が凍ってしまい、防水層の表面を傷つけるリスクが高まってしまうのです。
ベランダの点検は、家全体の安全管理にもつながりますので、こまめな掃除がが必要です。
ベランダは、外壁と比べて構造が複雑であり、作り方によっては経年劣化による雨漏りが発生するリスクが高まります。
また、シンプルな作りであっても、ベランダに使われている塗装は永久的ではないため、一定期間を過ぎたら定期的な塗り替えが必要です。
ベランダのメンテナンスを怠ると、内部に水が溜まって浸透して最悪の場合、家の中での雨漏りにつながるおそれがあります。
実際にベランダは住宅設備の中で雨漏りが起こる確率がとても高い箇所なのです。
お客様のなかにも、天井の雨漏りの原因がなかなかわからず、詳細を調べたところべランダから雨漏りしていたという方がいらっしゃいます。
築年数に関わらず、ベランダからの雨漏りが起こるケースはとても多いのです。
ベランダを設置するときには、スペースの確保に加えて、防水対策および雨どい・排水設備の設置、ベランダの床・壁部分の施工など、多くの工程とコストがかかります。
お客様のなかには、設計時点でベランダのない家を想像しておらず、結果的にベランダをつけたもののほとんど使わず、室内の他の設備(浴室乾燥など)にコストをかければ良かったと感じる方もいらっしゃいます。
設計の時点で、ベランダがあるプランとないプランの両方を見積もり、費用面で検討してみると良いでしょう。
起きてはならないことですが、ベランダの近くに物置やガレージなどがあると、そこから上って窃盗犯がベランダを通って室内に不法侵入されてしまうおそれがあるのです。
特に、防護性が高いデザインのベランダは、侵入しても外から見つかりにくいため、より危険性が高まります。
防犯対策をするためには、足場となるものをベランダ近くに置かない、手すりを柵状のものにするなどして、防犯対策をとるのが重要です。
ここまではベランダをつけることのメリット・デメリットを解説しました。
ご家庭の事情によって、ベランダをつける・つけないのどちらが適しているのかは変わってきますので、十分検討していただきたいと思います。
ベランダをつける際には、以下の点にこだわると役立つかも知れません。
ベランダには砂やホコリが溜まりやすいと解説しましたが、掃除をするときに1階から重い水を何度も運ぶのは、とても大変な作業です。
ベランダに水道の蛇口があると、思い立ったときにすぐ掃除ができ、汚れが落としやすくなります。
蛇口の設置はそれほどお金はかかりませんので、つけておくと便利です。
ベランダに洗濯物を干したまま外出したら、急に雨が降り出して慌ててしまった…という経験をお持ちの方も多いでしょう。
ベランダとは、一般的に屋根がついたバルコニーをさしますが、一部では屋根がないベランダもあります。
ベランダに屋根がついていると、小雨程度であれば洗濯物が濡れずに済むケースが多いのです。
また、太陽の紫外線が直接洗濯物に当たるのを防いでくれますので、洗濯物の劣化を抑える役割も果たします。
もし、住宅が完成してから屋根をつけたい場合は、必ず専門の業者に依頼しましょう。
専門知識のない人が取り付けをすると、取り付け部分の強度が不足したり、高所での作業で危険がともなったりするおそれがあり、大変危険です。
実際に、株式会社さくらで施工されたお客様は、新築のお住まいでどのようなベランダを設置されたのか、事例をご紹介します。
ワイドバルコニーを設置されたお客様は、日当たりに恵まれたスペースの確保につなげることができました。
思わずベランダに出たくなるような作りで、「空につながる家」と例えるのがふさわしいほど、青空のもとでのびのびと自由に過ごせるエリアとなっています。
夏場には、同時に設置された外部照明を使ってバーベキューやプールなどを楽しまれ、ご家族で過ごされる時間を、さらに楽しめる空間が完成しています。
今後も、このバルコニーを活用する幅を広げることで、ご家族の時間がより充実したものとなっていくことでしょう。
仕様で探すの施工事例一覧ページです。それぞれのこだわりやポイントをご紹介しております。カテゴリー名住宅をお考えの方はぜひ株式会社さくらにご相談くださいませ。 ベランダ・仕様で探す/施工事例一覧 | 注文住宅を金沢で建てるなら株式会社さくら – www.sakura-inc.net |
新築のお住まいに、ベランダをつけるかどうかは、ご家庭によって悩まれる方も多いでしょう。生活スタイルや考え方によって、選択肢が変わってきますが、どちらを選択しても後悔だけは避けたいものです。
今回ご紹介したポイントをぜひマイホームづくりの参考にしてください。
ベランダのある家づくりをご検討されていらっしゃるのであれば、ぜひ株式会社さくらへお気軽にご相談ください。
当社は、石川県に本社を構え、石川・富山・岐阜・愛知・京都にギャラリーを設けております。
お客様それぞれにとっての理想の家をご提案し、ニーズに合わせたプランニングをさせていただきます。
高性能・高品質、適正価格、ワンストップをモットーとし、お住まいに関するあらゆる場面でご希望に沿えるようにトータルコーディネートいたします。
お住まいが完成してからも、5つのアフターサポートをご用意しており、入居された時の快適さが続くように、定期点検や訪問など長期にわたるサポート体制を整えているため安心です。
ベランダ以外にも、リビング、ガレージ、中庭、ロフト、ウッドデッキなど、お客様がこだわりたい箇所については、どうぞお気軽にご相談ください。
また、実際にどのような家が建てられるのかをご覧になりたいお客様は、モデルハウスを見学してみてはいかがでしょうか。
モデルハウスも各府県に設置しておりますので、事前に来場予約をしていただくと優先的かつスムーズにご案内できます。