さくらブログ
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- お役立ちコラム
マイホームを建築する際に、間取りの肝となってくるのがLDKの存在です。
家族が集まって食事をしたり、テレビを見てくつろいだりできるLDKには、満足できるまでこだわりたいという方がほとんどです。
なかにはL+DKといった具合に、二部屋に分ける方もいますが、それぞれにどのような違いが見られるのでしょうか。
今回はLDKの間取りを考えるときに知っておきたいメリットとデメリット、また株式会社さくらがこれまで提案したLDKの事例を紹介します。
マイホームの間取りに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
LDKとは、
・L(Living:リビング)
・D(Dining:ダイニング)
・K(Kitchen:キッチン)
の頭文字を合わせた造語です。
日本の住宅ではもっともポピュラーな間取りで、リビング・ダイニング・キッチンの機能がすべてひと部屋にまとまっている間取りのことをいいます。
よく不動産情報誌で「2LDK(ニーエルディーケー)」や「3LDK(サンエルディーケー)」などの文言を見かけますが、これは「LDKと2つ(3つ)の居室がある住宅」という意味です。
現在はすっかり一般に浸透したLDKですが、LとDK、またはLDとKが分離した住宅が少なくありませんでした。
それぞれの間取りについてのメリット・デメリットは、次の章から紹介します。
LDKとL+DK、それぞれに存在するメリットとデメリットをまとめてみました。
LDKが主流であるからといって、必ずしもLDKがベストであるとは限りません。
メリットとデメリットを理解したうえで、マイホームの広さや家族構成に合わせて、最適な間取りを考えてみてください。
LDKという、ひとつの空間を広く設けていることで、部屋が明るく開放的なイメージになります。
ひとつの空間にリビング・ダイニング・キッチンのすべての機能が備わっているため、フレキシブルに使用することができます。
また、区切りがないため部屋を広く見せる効果が期待できるでしょう。
多機能空間であるLDKには家族が集まりやすく、顔を合わせながら家族間のコミュニケーションを取ることができます。
調理をしながら、リビングにいる家族に声をかけることもできますね。
最近はリビングに勉強スペースを設けて、子供と一緒に勉強するという家庭も多いようです。
リビングとキッチンが一体化しているとスペースを広く使えるため、来客もお迎えしやすい点がメリットです。
ホームパーティーをしたり、子どもたちを呼んで家族ぐるみの付き合いをしたりすることもできるでしょう。
明るく、開放的なスペースがよりにぎやかな空間になります。
LDKは開放的なところが魅力ですが、仕切りがなくプライベートが丸見えになってしまうというデメリットも。
着替えをしにくいと感じることがあるかもしれません。
また、最近はテレワークをリビングでする人が増えていますが、オンラインで打ち合わせを行うときに、家族の姿が映ってしまって気まずかったという声を聞くこともあります。
リビングとダイニングキッチンが分かれているL+DKの間取りは、料理のにおいがリビングまで届きにくいというメリットがあります。
来客中や作業に集中したいと考えているときにも、においが妨げになりません。
また、洗い物が溜まったシンクや生ゴミなど、見られたくないと感じるキッチンの様子を隠せるのは大きなメリットです。
リビングとダイニングキッチンを分離しておくことで、プライベートのスペースを確保できます。
人に見られたくないと思うものを置いたり、一人で作業に集中したりするときにも、スペースをうまく活用できます。
テレワークが始まったけど、自宅に書斎がなく、LDKでしなければならないという人も、L+DKの間取りであれば取り組みやすいでしょう。
リビングとダイニングキッチンの間に扉があることで、部屋が圧迫されて狭く見えてしまうことがあります。
家族みんなが集まりやすい、開放的な空間を目指すという方にとって、L+DKの分離型は不向きかもしれません。
LDKは空間全体が広いため、インテリアのレイアウトを考えやすいというメリットがあります。
一方、L+DKはLDKよりも狭くなるため生活動線が短く、「この場所にソファを置きたいけど、そうなるとテレビが置けなくなる」といった事態に見舞われることも。
インテリアにこだわりたい人は、LDKのほうがコーディネートの幅を広げられるかもしれません。
シンプルな長方形の間取り以外にも、 LDK の作り方は多種多様で、ユニークなものも少なくありません。
ここからは、株式会社さくらがこれまで手掛けてきた住宅のなかから、とりわけおすすめしたい、人気のLDKの間取り事例を紹介します。ぜひマイホームづくりの参考にしてください。
1LDKとなると少々手狭なイメージがありますが、こちらの物件ではLDKをゆったりと取っているため、狭小住宅という印象を与えません。
ひとつ開放的な部屋があるだけで、その住宅のイメージは大きく変わってきます。
寝室を広めにとることで、洋服や小物をしっかり収納しておくことができるでしょう。
おひとりや夫婦ふたり暮らしの方におすすめのレイアウトです。
「夫婦二人暮らしだけど、収納スペースをしっかり確保したい」「夫婦と子ども一人で生活を送っている」という方におすすめのレイアウトがこちらです。
家族みんなでゆったりと過ごせるLDKの間取りが特徴的です。
それぞれ異なる広さの居室を用意していて、用途に合わせて使い分けることができます。
プライバシーを守りつつ、家族みんなが集まりやすい空間づくりに成功しています。
「テレワークや読書を落ち着いてできる空間が欲しい」ということで、2階に書斎を設けました。
1階にはLDKを設け、隣に3畳の畳スペースを設けたことで、リラックスできる空間が別に生まれています。
仏壇を置きたいと考える家庭にもピッタリのレイアウトです。
洗面兼家事室を作ったことで、人に見られたくないものはここに置いておくことができます。来客時には重宝しそうですね。
1階に和室を設けていることで、プライベートの空間を確保しやすくなっています。
来客が泊まっていく場合にも、布団を敷いておもてなしすることができるでしょう。
リビングは少し狭くなりますが、1階の空間をうまく使いこなすことができるのでおすすめです。
和室がひとつあるとやはり落ち着きますね。
大家族や、敷地面積に余裕がある家庭では、5LDKの間取りを計画することがあります。
こちらは1階に和室、2階に大きさの異なる4つの居室を構えています。
4室のうち2室は行き来ができるため、子供の数に合わせて調整することができそうですね。
パーテーションを取り払って、趣味や仕事の作業スペースにするのもおすすめです。
日本の一般的な住宅に多く採用されているLDKには、メリットがたくさんあるように思えますが、ここまでで紹介したとおりデメリットもないわけではありません。
マイホーム建築経験者のなかには「 LDK を広く取りりすぎたために冷暖房が2台必要になってしまった」「プライバシーが全くなく、過ごしにくいと感じることがある」「 LDK に押しやられて、他のスペースが狭くなってしまった」という声をよく聞きます。
これからマイホームを建築する方は、このような声を受け止めたうえで、なるべく快適に過ごしやすい間取りを考えるようにしてください。 LDK は家の中でも中心となる場所であるため、トラブルが多いと残念な気持ちになってしまいます。
それも良質なハウスメーカーに依頼することで、トラブルのない LDK の作り方を提案してくれるはずです。最初は複数の建築会社を候補にあげて、慎重に業者選びを行いましょう。
LDKの間取りと、LとDK が分かれた間取りにはそれぞれの良さがあり、どのようにしたらいいのか迷ってしまいそうですね。
住宅の広さや家族構成によっても、最適な間取りは変わってきます。家族全員が暮らしやすいと感じる家づくりを進めるためには、頼りになるハウスメーカーによる住宅設計が欠かせません。
間取り次第で家のイメージも大きく変わってくるため、慎重に選ぶようにしてください。
石川県金沢市に本社を構える株式会社さくらでは、注文住宅の設計施工からアフターメンテナンスまで一貫して請け負っております。経験豊富な営業担当者が、お客様からヒアリングしたうえで理想的な住宅プランを提案させていただきます。
これからマイホーム建築を考えている方はぜひご相談ください。北陸地方を中心にモデルルームも展開していますので、ぜひそちらにも足をお運びいただければ幸いです、弊社の家づくりの姿勢を、きっとご理解いただけることかと思います。