さくらブログ
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現場の様子をお伝えいたします。
上棟を終えると外壁工事作業の前に透湿防水シートが施工されました。
透湿防水シートは、水は通さずに湿気だけを通す性質をもつ薄いシートのことで、
建物を雨から守ったり、壁内の結露を防ぐ効果があります。
木工事では、構造用合板の下地となる間柱(柱と柱の間に取り付ける木材)や
外部サッシの下地となる窓台(窓下の受け材)・まぐさ(窓上の下地材)の施工が進められました。
所々にみられる斜めに設置されている木材は、建物の強度を増すための筋交いの施工の様子です。
筋交いの数は構造計算によって算出されており、取付ける箇所は建物のバランスを考えて決定されています。
筋交いを取りつけることでねじれを防ぎ、横からからの衝撃にも強くなり、耐震性能を向上させる上で
とても重要な補強材です。
こちらは、高気密・高断熱 吹き付け断熱材「アイシネン」の施工が完了した現場です。
「アイシネン」は、吹き付けた瞬間100倍に発砲し、壁だけでなく屋根裏・床下まで施工し、
外気温に左右されない住宅となります。
施工後は経年劣化を起こすことはなく、変形・劣化する心配もないため、生涯品質保証がされています。
この断熱材を吹き付けることで、夏は涼しく、冬はあったかな住環境が整います。
画像は、吹き付けたアイシネンのモコモコとした部分を綺麗に削り取った様子で、
断熱材は、壁に覆われ隠れてしまう部分であるため、お家が完成してしまうとなかなか見ることはできない光景です。
上部は、天井板を取り付けるための下地材とし綺麗な間隔で 配置された野縁(天井下地)の様子が見られます。
部屋の壁となるプラスターボードが施工されて、内観がずいぶん変わってきました。
プラスターボードは、プラスター材を水練りしたあと成型、厚紙で覆ったもので、壁や天井などの下地に使用されます。
石膏ボードともいい、断熱性・耐火性・遮音性に優れており、容易に施工できるため、一般の住宅でも多く用いられています。
プラスターボードが施されますと、間取りがはっきりわかるようになりイメージが膨らみます。
壁紙=クロスが貼られますと室内は見違えるほどの演出が施され、様々な表情が生まれます。
クロス貼りは、まず、プラスターボードの継ぎ目やビス穴等、部材のへこんでいる凹部分にパテという充填剤を継ぎ目に塗り込み、表面を平らにしてからクロスを貼ります。
ボードの表面、ベースを整えることによって表面が平らとなって綺麗な仕上がりとなります。
部屋の面積の大部分を占める壁紙は、部屋全体のイメージを大きく左右します。
どんなタイプを選ぶかで室内のイメージが大きく変わりますね♪
アクセントクロスは、インテリアをアレンジしたい場合、また、気軽に雰囲気を変えたい場合に効果的にセンスアップできます!!
ぜひ、さくらのコーディネーターにご相談ください。