さくらブログ
blog
- 施工日誌
- 注文住宅
- 石川県
皆さまこんにちは☺
卒業式シーズンも終わり、まもなく新学期が始まりますね~
入学・卒業・仕事始めと新しい環境にわくわくドキドキですね🌸
さて!今回は基礎工事真っ只中の現場に行って参りました(‘ω’)ノ
上棟が4月中旬予定になるので、これからわずか半月の間で一気に家の形になっていきます🏡
《基礎工事とは??》
基礎工事とは、文字通り地面と建物のつなぎ部分にあたる『基礎』を作るための工事のことであり、地盤と建物をつなぐ重要なパイプ役です!建物の重さなどの垂直な力や、自身の揺れなどによる水平な力を建物から地盤に伝えることで、建物の一部分だけが沈んで傾いてしまう不同沈下を防ぐ役割があるんです♪
基礎は鉄筋コンクリートで作られ、底盤(ていばん)や立上り、地中梁(ちちゅうばり)等で構成されており、これらの基礎を作る工事を総称して『基礎工事』と呼びます。
基礎工事は大きく以下の2種類に分かれます!
①柔らかく軟弱な地盤で採用される『杭(くい)基礎』
さらに杭基礎には2種類あります。
1)支持杭
支持杭は、地盤が柔らかかったり弱いときに使われることが多く、柱状改良や鋼管杭などと呼ばれる杭を硬い地盤まで打って基礎を支えます。
2)摩擦杭
摩擦杭は、地盤の軟弱な部分が厚いなどの理由で、杭を硬い地盤まで打つことが難しい場合などに利用されます。杭を凹凸形状にして地盤に打つことで、杭と土の間に発生する大きな摩擦力で基礎を支えます。そのため、硬い地盤まで杭を打つ必要はありません。実際には、杭基礎だけのことは少なく、後述する布基礎やベタ基礎などの下に杭を設置することが多いです。
②固くしっかりした地盤に直接基礎を作る『直接基礎』
さらに直接基礎は3種類あります。
1)ベタ基礎
地盤に基礎を直接設置させる「直接基礎」の一種で、床下全面をコンクリートで覆い、基礎全体で建物から地盤に力を伝えます。雪の上を「かんじき」で歩くイメージに近く、地盤の強度が比較的小さくても利用することができます。使用するコンクリート量は多いが、基礎をつくるために土を掘る量や型枠使用量が少なく、施工がしやすい、といった特徴もあります。
2)布基礎
地盤に基礎を直接設置させる「直接基礎」の一種で、主な柱や壁の下に連続して基礎を設置します。ベタ基礎よりも地盤に接する面積が小さいため、地盤の強度が比較的大きな土地で利用することができます。ベタ基礎と違い、床下に土がむき出しになることもあるため、床下の湿気対策をする必要があります。
3)独立基礎
地盤に基礎を直接設置させる「直接基礎」の一種で、主な柱の下にだけ基礎を設置します。布基礎よりも更に地盤に設置する面積が小さいため、地盤の強度が大きな土地であれば独立基礎を利用することができます。現在の住宅では使われることが少なくなりました。
※ただし、非住宅の建物では「ほとんどが独立基礎」を採用しているということもあります。
このように基礎だけでも色んな種類があります!
ご自分が建てられるお家がどんな基礎を使用しているのか、ぜひご覧いただいて、現場の大工さんや担当に聞いてみてください👂分かりやすくご説明させていただきます(*^^*)
また進捗がありましたらご報告させていただきますね~🐒🌼